レッドストーン基礎解説第6回は、レッドストーンで論理回路を解説しよう!の巻。
論理回路って何じゃらほい!?って人も多いことでしょう。
論理回路とは、簡単に言うとスイッチです。

シンプルな回路で、レバーをONにすれば信号がレッドストーンを伝い、ランプを点灯させるのは当然ですよね。
このレッドストーン回路部分をゴニョゴニョっと作り変えることで、逆にレバー(入力)がOFFの間はランプが点灯し、ONになるとランプが消灯する、みたいなことを実現するのが論理回路。
百聞は一見に如かず。いってみましょう!
NOT回路
上記で説明した、入力がOFFの間は出力がONになり、入力がONの間は出力がOFFになる、な回路。

レッドストーントーチは延々と信号を発信し続けるブロックですが、接続したブロックに信号が送られている間、信号を発しないという特性を利用しています。
つまり、青い羊毛に接続されたトーチは普段は延々と信号を発し続け、レバーがONになり羊毛が信号を受け取ると信号を発さなくなるのです。
この特性をガンガン使っていくのでしっかり覚えておきましょう!
OR回路
2つの入力部分があり、いずれかひとつでもONになると出力がONになる回路。「どっちかがONになるとOKだよ!」ってことで”OR”です。
※厳密には2つ”以上”の入力部分ですが、分かりやすく2つで考えます。
もちろん、入力が両方ONでも出力はONになります。

超簡単ですね。
どちらのレバーをONにしても、両方のレバーをONにしても、レッドストーンランプに信号が送られます。
AND回路
2つの入力があり、両方ONになると出力がONになる回路。「両方ONにいなるとOKだよ!」ってことで”AND”です。

ややこしくなってきました。
少し回路を分解して解説します。

入力が1つの状態で考えると、レバーから信号を受け取った羊毛Aは上に乗せたレッドストーントーチAをOFFにし、それにより羊毛Bが信号を受け取らなくなったため、接続されたレッドストーントーチBが信号を発する状態になります。
レバーをONにすればランプが点灯する、最もシンプルな回路をわざわざ難しくしていますね(^ω^;)

これにもう1つの入力部分を加えると、片方の入力だけONでは羊毛Bへの信号を遮断することができないので、両方ONにしてはじめてランプが点灯するのです。
NOR回路
2つの入力があり、いずれもOFFの場合のみ出力がONになる回路。NOT ORの略でNOR。
ORは片方入力ONでも両方入力ONでも出力がONになり、いずれもOFFの場合のみ出力がOFFになりましたね。その逆です。

シンプルにこうなります。

羊毛が信号を受け取るとランプへの信号が途絶えるので、どちらのレバーをONにしても、両方のレバーをONにしても羊毛に信号を伝えることができます。
NAND回路
2つの入力があり、両方ONの場合”以外”出力がONになる回路。NOT ANDの略でNAND。
両方ONの場合のみ出力がONになるANDの逆バージョンですね。

AND回路のレッドストーントーチBを撤去することで出力を反転させることができます。
XOR回路
2つの入力があり、片方ONの場合のみ出力がONになる回路。エクスクルーシブオアです、エクスクルーシブオア。
ORとの違いは入力両方ONの場合に出力がOFFになるところ。

難し~!

入力両方ONでしっかり出力OFFになります。
下手くそな解説をしてみましょう。

入力部分に注目すると、レバーがONだろうがOFFだろうが右のトーチはOFFになり信号を発しません。
これはレバーONの場合羊毛がレバーから信号を受け取り、レバーOFFの場合レッドストーントーチから信号を受け取るため。
実はここのレバーは、逆サイドのトーチをONにするためのスイッチなんです。

逆サイドのトーチがONになります。

で、逆サイドのレバーをONにすると羊毛が信号を受け取り、トーチがOFFになります。
まとめると「同サイドのトーチをOFFにして逆サイドのトーチをONにする」のがレバーの役割で、両方ONにするとどちらも「同サイドのトーチをOFFにする」役割が勝り、どちらかがONの場合のみ出力がONになるXOR回路が完成。
もう文章にすると全然ワケ分かんないですね。
階段の電気とか、エレベータのスイッチはXOR回路でイイ感じに作れるはずです。
まとめ
Wikiを参考に、できるだけ理解が深まるよう解説を付けてみました。
目標はXOR回路の理解です。
XOR回路が理解できればレッドストーントーチを使った装置は大概理解できると思います。私の下手な解説で理解できれば尚更。
実際にクリエイティブモードで作ってみると動きが見えて分かりやすいかもしれないですね。
では次回!
次回:【マイクラ】レッドストーンの信号の範囲【RS解説#7】