【マイクラ】レッドストーン初心者向けに基礎を解説 出力について【RS解説#2】

初心者向けレッドストーン基礎解説第2回。

前回、【マイクラ】レッドストーン初心者向けに基礎を解説 入力について【RS解説#1】では”入力”についてお話したので、今回は”出力”についてです。

出力とは

前回も書いた例えですが、スマホに例えると

  • 入力:充電器
  • レッドストーン回路:ケーブル
  • 出力:スマホ端末

な感じです。

スマホ端末は充電されているからこそ音楽を奏でたり動画を再生したりアプリを起動できる訳で、マイクラの世界ではレッドストーン回路から送られてきた信号を受け取り様々な挙動をするブロックが出力用のブロックとなります。

では、出力用のブロックを紹介しましょう。

今回は挙動が分かりやすい用に、信号を受け取る前と受け取った後、それぞれの画像を用意してみました。

ドア

信号を受け取ると・・・

ドアが開きます。

木材で作られたドアは右クリックでも開けられますが、鉄製のドアは右クリックで開かず信号を受け取った場合に開きます。

ドアと隣接するように感圧板を設置すれば、踏むだけで信号を受け取ったドアが開く簡易自動ドアの様なものが簡単に作れますね。

ただし感圧板はモンスターが踏んでも反応するので、家の中にだけ置いて「家から出る時は自動で、家に入るときは手動」なドアにしましょう。

フェンスゲート

信号を受け取ると・・・

パカッと開きます。

フェンスで囲んだ畑や牧場などの出入り口として設置されることの多いブロックですね。

右クリックで普通に開閉するので、わざわざ信号で動かすことはあまりありません。

トラップドア

信号を受け取ると・・・

やっぱり開きます。

トラップというくらいですから本来の用途は落とし穴ですが、デザインが良いので装飾用に使われることも多いですね。

ドアと同じく、右クリックで開閉できる木製と開閉できない鉄製が存在します。

ディスペンサー

※画像では左向きに設置しています。

信号を受け取ると・・・

水を射出しました。

ただし「信号を受け取ると水を射出するブロック」ではなく、「信号を受け取ると中に入っているアイテムを射出するブロック」がディスペンサーです。

今回はあらかじめ水の入ったバケツを入れておいたので、水を射出したんですね。

ちなみに、信号がOFFになると水の射出が止まるのではなく、もう一度信号を受け取ると水の射出が止まります。

ドロッパー

※画像では左向きに設置しています。

信号を受け取ると・・・

水の入ったバケツを吐き出しました。

ディスペンサーと違い、アイテムをそのまま吐き出すのが特徴ですね。

ホッパー

ホッパーの用途は本来、「上に乗っているアイテム(ブロックではない)を格納し、接続したチェストなどに移送する」というもの。

作物を水でホッパーの上に流し込みチェストに格納する全自動収穫機などによく利用されます。

ところがホッパーが信号を受け取ると・・・

一切の機能が停止します。画像では格納されるはずの水入りバケツが上に乗ったままになっていますね。

これを意図的に利用する装置もありますし、不意に信号を受け取っていることに気付かず意図した挙動を実現できない、という落とし穴にハマることもあり得ます。

便利なブロックなので是非覚えておきましょう!

音符ブロック

信号を受け取ると音を発するブロック。

音なので画像ではどうにも表現できません(^ω^;)

右クリックで音階を設定し、信号を受け取るたびに設定された音を一度鳴らす、という挙動になります。

ピストン

※画像では上向きに設置しています。

信号を受け取ると・・・

ビョイン!と伸びてブロックを押し出します。

更に信号がOFFになると・・・

ピストンは元に戻りましたが、ブロックは押し出されたままです。

粘着ピストン

ピストンのブロックを引き戻すバージョン。

この様に、信号がOFFになると押し出したブロックを引き寄せます。

これを上手く利用すればブロックでの自動ドアが作成できます。

レッドストーンランプ

信号を受け取ると・・・

光を発します。イメージ的にいわゆる照明ですね。

家の部屋に設置してスイッチでON・OFFを切り替えるとそれっぽくなりますが、OFF状態で明かりがないとモンスターが湧いてしまうのでモンスターの湧かないブロックにするなどの工夫が必要となります。

トラップチェスト(おまけ)

トラップチェストは”入力用”ブロックですが、レッドストーンランプの説明をしてからの方が分かりやすそうなのでこっちに書いときます。

プレイヤーがチェストを右クリックで開くと・・・

左のレッドストーンランプだけ光っているのが分かりますか?

トラップチェストは開けているプレイヤー1人につき強度1の信号を発するブロックで、私1人だけが明けているので強度1の信号を発しています。

強度1の信号は1マスだけ伝わるため、レッドストーン回路が1マスで接続された左のレッドストーンランプは信号を受け取って光り、2マスで接続された右のレッドストーンランプはうんともすんとも言わない訳です。

もう1人のプレイヤーがチェストを開けると右のレッドストーンランプも光りますね。

察しがついた人もいるでしょう、宝箱を開いたプレイヤーをKOする罠が作れます(^ω^)

多すぎて覚えられないよ!

ディスペンサー・ドロッパー・ホッパー・ピストン・粘着ピストンあたりが装置で良く使われるので、この辺りは押さえておくと良いかと思います。

といっても完璧に覚えておく必要は無くて、「こういうことをやってみたいんだけどな~」とか「水を射出するブロックって何だったっけな~」という時にチェックしていけば自然と頭に入ってくるでしょう。

入力と出力が理解できればレッドストーンの6~7割は理解できたも同然で、あとは細かいテクニックのお話になります。

では次回!

次回:【マイクラ】レッドストーンを繋げる長さとテクニック【RS解説#3】