どうも、私です。
久しぶりに人狼のお話をしますね。
と言っても普通の人狼ではなくワード人狼のお話。
めちゃめちゃ面白いですよ、ワード人狼!
ワード人狼とは
ワード人狼のゲームの流れは、各プレイヤーにお題(テーマ)が与えられ、制限時間中そのお題について会話していきます。
プレイヤーには同じ話題が与えられますが、プレイヤーの中に何人か(大体1人)異なる話題を与えられた”少数派”のプレイヤーが存在します。
そのプレイヤーが人狼。
“多数派”に属するプレイヤーは少数派のプレイヤーを見つけ出し処刑することが出来れば勝利、少数派は多数派に紛れて処刑を逃れれば勝利、となります。
人狼を見つけ出して処刑するという点では通常の人狼ゲームと同じですが、ワード人狼ならではの良さがたくさんあって面白いんです。
自分が人狼かもしれない
その1つが「人狼は自覚が無い」という点。
お題を与えられた時点で把握できるのは自分のお題だけなので、自分のお題が多数派なのか少数派なのか分からず、会話の中で探っていく必要があります。
例えば誰かが「このお題から連想される色は緑だよね」と言ったら、自分のお題が”いくら”だとしても「分かるわ~!(^ω^)」という反応をしといて、内心では「(マジかよ・・・自分少数派かもしれねえ(^ω^;))」とか思ってるんですよね。
だけど実際は自分は多数派で、「緑だよね」と言った人こそが少数派なのかもしれません。
この場合、多数派全員が「自分が少数派かもしれない」と感じて「連想される色は緑」という発言に乗っかったことになり、そういう状況が本当に面白い!
話し合いが終わって結果発表後にその事実が明らかになるので、「みんな全然緑なんて思ってないじゃんwww」みたいな笑いが巻き起こります。
コレ、私がやってみてはじめて感じたことなので、実際やってみないと分からない面白さかもしれませんね(^ω^)
個人プレーの気軽さ
個人プレーゆえに気軽にプレイできるのも良い点です。
人狼ゲームは”村人陣営”と”人狼陣営”に分かれてのチーム戦なので、「味方の足を引っ張って迷惑をかけたらどうしよう・・・」と委縮しがちですよね。(特に人狼陣営は)
ところがワード人狼の人狼は基本的に1人なので、仲間に迷惑をかけることはありません。
また、「自分が人狼かもしれない」という思いを全員が持ったまま話し合いが進んでいくので、「コイツは嘘つきだ!」という人狼ゲームにありがちな展開にもならず、強弁でギスギスすることもそうそうないです。
ワンナイト人狼のように1度の話し合いで決着がつくのも手軽で良いですね!
おすすめのルール
ワード人狼にはちょっとひねったローカルルールのようなものが存在していて、私のおすすめのルールを1つ紹介します。
それは「話し合い後、最も多く票を集めた(人狼と疑われた)人間が本当に人狼だった場合、多数派のお題を推理して当てることで人狼の逆転勝利となる」というもの。
このルールを設けておくことで、多数派は自分のお題を少数派に透けさせず自分が多数派であることをアピールしなければならなくなり、議論の戦略性が増したり「そういう意味だったのかよ!!」という後からのツッコミがあって面白くなります。
ぶっちゃけるとこのルールを設けなければ「全員が自分のお題を同時に発声する」というウルトラCを使えば終わりですから(^ω^;)
ワード人狼アプリ
現状、ワード人狼のアプリは一択です。
見た目がポップで可愛らしく、動作も軽くて素晴らしいアプリだと思いますが、ひとつだけ弱点が。
ワード人狼の弱点
これはワード人狼というゲームそのものの弱点にも繋がるんですけど、とにかくお題が命なんですよね。
少数派は多数派に紛れ込まなければいけないので、少数派も多数派もある程度共通点のあるお題でなければならないんです。
例えば多数派のお題が「ミネラルウォーター」で、少数派のお題が「海」だとどうなるでしょう?
少数派のプレイヤーが「あまり行かない」なんて言った瞬間、多数派の人間は「こいつは自分とお題が違うな」と察してしまいますよね。
これでは少数派はほぼ間違いなく勝てません。その場は多数派の人間が乗っかって話が進んだとしても、最後に指差されるのは少数派ですから。
これは多数派のお題が”飲料”なのに対し少数派のお題が”場所”なため起こる問題で、少数派がサイダーとかだと同じ飲料で色味も似てるし面白い戦いになるはず。
だから問題は結構慎重に作らなければならないんですが、上記アプリは割とブッ飛んだ問題が出てきます。
「ニキビ」と「ビキニ」っていう文字だけ似てるものとかね・・・(^ω^;)
それはそれで「こんなん無理じゃんwww」と笑える部分もありますが、流石にそういう問題が続くと厳しいので、ゲームマスターを用意して問題を用意してもらえると理想です。交代でゲームマスターをやると良いでしょう。
同窓会でもお泊り会でも、とにかく友達が集まった時にやると盛り上がること必至なので、是非大きな声を出して構わない場合のみお試しください(^ω^)ノ