人狼ジャッジメント 役職ごとの立ち回り解説・・・ではなく役職紹介

どうも、私です。

「好きだから記事にしたいけどネタが無い」でお馴染みの人狼カテゴリですが、ちょっとしか投稿してないにも関わらずサイト内で上位のアクセスを頂いております。多謝。

理由は分かりませんけど、どうも最近”人狼ジャッジメント”なるアプリがリリースされたとのことで、それが関係してるのかな~と思ったり。

てな訳で人狼ジャッジメントブームに乗っかるべく、役職ごとの立ち回りをザックリ解説しつつ紹介してみようと思います。

ちなみに私は人狼ジャッジメント未プレイ(^ω^)

市民陣営

市民

能力:無し。

能力を持たない市民にできるのはしっかりと自分の意見を述べること。

正しくても間違ってても良いので、積極的に自分の考えを話していきましょう。間違えてることを逆に市民らしいと捉えてくれる場合もあります。

逆に、喋らない人は「ボロを出すのを恐れた人狼」「情報が出てこないから生かす価値がない」といった理由で処刑されやすいので、自分に無駄な吊り縄を使わせないという意味でも、積極的な発言が市民陣営を勝利に導くのです。

占い師

能力:夜に1人を占い、”人狼”か”そうでない”かが分かる。妖狐を占うと呪殺できる。

高確率で偽物の占い師と戦うことになり、信用勝負の敗北が市民陣営の敗北に直結しかねない重要な役職。

基本的に嘘をつかず、真摯な態度を取っていれば問題ありません。

注意点を挙げるなら、対抗の占い師は占わないこと。

占い師目線、対抗の占い師は必ず敵陣営であり、中身が人狼なのかそうでないのかは大して重要な要素ではありません。

占い師に妖狐がいそうな場合は占うのもアリですが、村の進行に従いましょう。

霊能者

能力:処刑されたプレイヤーが”人狼”か”そうでない”かが分かる。

占い師は占い先を自分で決める必要がありますが、霊能者はそれがなく、結果をお伝えするだけ。なので気楽にプレイできます。

人狼からすると「人狼が処刑されたこと」を知られるのはとても厄介で、襲撃されやすく短命なのは霊能者の宿命。

狩人

能力:プレイヤー1人を人狼の襲撃から守れる。

人狼の襲撃からプレイヤーを守る、通称”グッジョブ”が発生すると、様々なメリットが得られます。

・狩人の生存が証明される。

・狩人目線、確実に人狼でないプレイヤーが分かる。(人狼は人狼を襲撃できないため)

・偶数人数でグッジョブすると、吊り縄がひとつ増える。

などなど。

初日は「対抗の出ていない役職 = 真役職」を守るのが基本ですが、人狼もそれを警戒しているのであえて守らないといった駆け引きもあります。

あえて守らず真役職をブチ抜かれた時のバッシングは覚悟しなければなりませんけどね(^ω^)

双子

能力:互いを双子と認識する、2人1組のペア。ルールによっては片方が死ぬともう片方も死ぬ。

2人1組のペアなので、騙られにくいのがメリット。

潜伏すると狂人占い師が双子に黒出しをして自爆する可能性もありますが、真占い師が双子を占ってしまう恐れもあります。

人狼を見つける能力を持っている訳ではないので、1人くらいは初日すぐカミングアウトして良いんじゃないですかね。(適当)

猫又

能力:処刑されると生存者から、襲撃されると人狼陣営からランダムに道連れにする。

処刑された場合、人狼含めた生存者からランダム道連れで間違いない・・・よね!?

人狼に襲撃された方が圧倒的にお得なので、襲撃されるように動かねばなりません。

とは言え役職騙って真役職と対抗するのも良くないですし、基本的には潜伏、処刑されそうになったらカミングアウト、がベターかと思います。

できるだけ正しい意見を述べ、脅威噛みされるのが理想ですね。

怪盗

能力:初日の夜に能力を盗み、盗まれた相手は市民となる。能力は翌日の夜から使え、人狼や妖狐の正体を知る人物は盗まれると死亡する。

能力を盗まれた側がそれを知るのは初日ではなく、その次の夜になります。

例えば占い師の能力を盗んだ場合、盗まれた当の本人はドヤ顔で占い師COする訳で、そこに偽物が対抗した場合、怪盗COして「この人が本物の占い師でしたよ」と証明してあげるのが強い動き。

その後は役職に応じた働きをすれば良いんですけど、他のプレイヤーからしたら混乱するので個人的には採用したくない役職ですね。

ワンナイト人狼だからこそ面白い役職だと思います。

パン屋

能力:パン屋が生存している限り、パンが届けられた旨が毎朝告知される。

パン屋であることをシステム側が証明してくれるため、騙られにくい役職。

誰の目から見ても確定市民になれるので占いや処刑されるリスクを避けるべく、初日からカミングアウトして構いません。

パン屋が生きている限り進行をパン屋に委ねる、という展開になりがちで面白くないので、私はパン屋も採用したくありません。

市長

能力:投票時、2票としてカウントされる。

市民が決選投票にしようとしたら市長の能力で一本吊りになってしまった、ということが起きないよう、カミングアウトしてしまった方が良いように思います。

能力を活かすというより騙られにくいことを活かして、市民として動きましょう。

狼憑き

能力:占い結果が”人狼”、霊能結果が”人狼でない”と表示される。

市民陣営なのに占い結果が”人狼”と出てしまう損な役職。

人狼からすれば、真占い師に黒出しされた時に「自分は狼憑きなんだ!」と言えば良いだけになってしまうので、初日にCOして処刑されるのすら良しとされているようです。

・・・だったら採用しなくて良いんじゃない!?

罠師

能力:毎晩、選択したプレイヤーが人狼から襲撃されると人狼が死亡し、狩人に護衛されると狩人が死亡する。

狩人と連携してどうにか人狼を罠にかけたいところ。

狩人と選択先が被らないことが絶対条件なので、被らないよう護衛先を範囲で指定(占い師のどちらかを護衛など)したり、いっそ狩人を募って、狩人を罠師で守るのも面白いですね。

人狼の襲撃先が著しく制限されるので、役職無双になりそうな感はあります。

逃亡者

能力:毎晩、選択したプレイヤーの元へ逃亡する。逃亡先が人狼の場合は死亡する。

逃亡すると、自身(逃亡前)が人狼に襲撃されても殺されない代わりに、逃亡先のプレイヤーが襲撃されると自分もろとも殺されます。

逃亡先をコロコロ変えると人狼に当たって死んでしまうので、逃亡者は「占い師のどちらかに逃亡する」など逃亡先を狭めてあげると、仮に人狼に当たってしまっても「占い師のどちらかは人狼である」という情報が残せるので良いかもですね。

ちなみに、逃亡しなかった場合に生存するルールと死んでしまうルールがあってややこしいです。逃亡者入れるなら、逃亡しなかった場合死亡にしなければ意味が無いと思います。

賢者

能力:役職まで見える占い師。

本来、占い師に占われると”人狼”と判定される狼憑きですら、正しく”狼憑き”と見ることができます。

行動は占い師と同じで構いませんけど、破綻が生まれやすく騙りづらくなってしまうので占い師を入れたほうが良い気がしますねえ。

赤ずきん

能力:人狼に襲撃された日以降、人狼が処刑されると蘇生する。

赤ずきんが蘇生すると、市民が増える上に前日処刑が人狼で確定するという強すぎる役職。

襲撃されやすく護衛されにくい立ち回りが理想ですが実際は難しいので、あまり意識せず市民として振舞って問題無いでしょう。

貴族

能力:人狼に襲撃された時、奴隷を身代わりにできる。奴隷が誰かは分からない。

奴隷の勝利条件に「貴族の死亡」が組み込まれており、奴隷からは貴族が誰か分かるため、市民陣営同士なのに奴隷から狙われるのが厄介。

人狼からは自分が貴族だと分からないので、執拗に自分を叩くプレイヤーは奴隷の可能性が高いですね。

奴隷も市民陣営なので、仲間割れを起こさないために上手く処刑されてあげるくらいの器量が必要かもしれません。

奴隷からすると貴族に投票した人は市民陣営に投票しているので人狼と疑えて、翌日の議論の助けになることも期待できます。

奴隷

能力:勝利条件が「市民陣営の勝利 + 貴族の死亡」。貴族が誰か分かる。

市民陣営を勝たせるために動くのは前提として、貴族も殺しておかなければならない、無駄に勝利難易度の高い悲しみの役職。

奴隷は貴族の身代わりになるので、人狼からすると「Aさんを襲撃しにいったのにBさんが死んだ、じゃあAさんが貴族でBさんが奴隷か!」という具合に役職が透けます。

それで人狼が得をするのは奴隷を乗っ取れることくらいですが・・・旨味は無いですね。

貴族が白くなった場合に勝つことが難しい、という外的要因に左右されてしまうので、採用すると可哀想です。

呪われし者

能力:最初は市民、襲撃されると人狼となる。自分が呪われし者か分からない。

本来の人狼とは大きく外れて、呪われし者を複数採用してバイオハザード的に人狼が増えていくルールで採用されそうです。

自分が呪われし者かどうかは襲撃されるまで分からないので、襲撃されて人狼になったら人狼の立ち回りをするのみ。

独裁者

能力:能力をCOすることで1度だけ処刑対象を指定できる。

勝利条件は市民と同じなので無暗に能力を行使する必要はなく、最終日のパワープレイ抑止のために存在します。

生存している・いないに関わらず、役職として採用されていることが抑止力になるので市民の動きをしましょう。

聖職者

能力:夜に1度だけプレイヤーを選択し、1度死を防ぐ「聖なる護り」を付与する。効果は発動するまで永続。

聖なる護りは襲撃だけでなく処刑による死さえも防ぐことができます。

対抗のいる役職はローラーする可能性があるので、対抗がおらず真確定の役職に付与して襲撃を防ぎましょう。

逆に、それを嫌った人狼の騙りを促すことができるので、嘘が飛び交う面白い人狼になりやすいと思います。

暗殺者

能力:夜に1度だけプレイヤーを選択し、暗殺することができる。暗殺は狩人や罠師では防げない。

名前も能力も市民陣営とは思えませんが・・・人狼を暗殺できるかどうかが勝敗に直結するため重要。

とは言え人狼をピンポイントで射抜くのは難しいので、役職2人を処刑と暗殺で一気にローラーする、といった使い方が安全かもしれません。

わら人形

能力:死亡時に1人を選択して道連れにする。

もはや人間じゃねえ!

処刑でも襲撃でも道連れにすることができます。

自分に黒出しされた場合、おとなしく処刑されて効果を発動することで、占い師の偽を確定させられますね。

その際に道連れにするのはその占い師でも良いですし、個人的に疑っている人でも全然良いと思います。

占い師の弟子

能力:真占い師が死亡時、占い師の能力を得る。

師匠の死によって能力が覚醒する、人狼ジャッジメントにおける主人公役職。

占い師が2人COしている場合、「占い師の弟子がいるから占い師ローラーしよう」となりがち。

基本的には生き残り優先で、能力覚醒してからは占い師の立ち回りを。

女王

能力:女王が死亡すると人狼と妖狐以外の全プレイヤーが死亡する。市民陣営は女王が分かる。

女王が死亡した瞬間、市民陣営の敗北が決定。

市民は女王に投票を固めないので処刑されない反面、狩人による護衛が入りやすく役職の護衛まで手が回らなくなります。

女王は自身が女王だと人狼に悟られないようにしましょう。

巫女

能力:ゲーム中1度だけ、その日と次の日の夜まで有効な「聖なる護り」を自分に使える。

使いどころがほぼほぼ定まってそうな能力ですが私にはピンときません。

狩人などと違って役職を守ることができないので、処刑されそうになったらCOしてしまって良いんじゃないかな、と思います。

魔女

能力:2日目の夜以降、1人を選んで殺すか、その日処刑された人を蘇生できる。能力行使は合計2回まで。蘇生は1回まで。

蘇生が1回までのため、能力行使のパターンは2回殺すか1回殺して1回蘇生するかの2択。

蘇生できるのは処刑された人限定なので、人狼陣営を蘇生してしまうリスクもありけり。難しいです。

能力が難解すぎるので普通の人狼には絶対採用しない方が良いでしょう。

番犬

能力:初日の夜に飼い主を選定。2日目以降飼い主を守ることも殺すこともできる。占い・霊能結果は”人狼”と判定。

初日に2COあった役職のどちらかを飼い主選定して、真が切れるかローラーになったら殺すのがベター?

占われても霊能結果でも人狼と判定されるのが厄介ですが、占われたら「私は番犬だ。その証明に今夜あの飼い主を殺して進ぜよう。」とすれば一応の証明が可能です。

人狼が死んでないのに死んだと誤解されるのは推理のノイズとなるので、処刑される時は番犬COしときましょう。

長老

能力:1度襲撃されても死なない。長老が死亡すると市民陣営の能力が全て失われる。

基本的には生き残ることを前提に行動しましょう。

襲撃による死者が出なかった時に、狩人の護衛成功か長老の能力発動かが分からない仕様であれば、序盤は特にCOするべきです。

その後、長老を狩人で護衛すれば少なくともそのターンは生存でき、市民陣営の能力を活かせます。

でも市民陣営の能力が失われる = 騙りも機能しなくなるので、採用したくないですね。

生霊

能力:初日の夜にプレイヤーを選択し、そのプレイヤーが死亡時、能力を受け継ぐ。

女王のような超重要役職がいる場合、即座に選択しましょう。むしろそういう場合しか採用されないような。。。

一般的なレギュレーションにブチ込まれた場合、真確定役職を選択するのがベターでしょうね。

医者

能力:毎晩プレイヤーに注射をし、その夜だけ襲撃から守ることができる。2日連続注射されたプレイヤーは死亡する。

基本的には狩人で、自分にも注射を打てるのと2日連続注射すれば殺せるのが特徴。

記憶違いで市民陣営に2日連続注射を打つという医療ミスだけはNG。

人狼キラー

能力:人狼に襲撃された場合、人狼を1人道連れにする。

一般的なレギュレーションに人狼キラーを入れた場合、能力発動するとほぼほぼ市民陣営が勝ちます。

人狼に襲撃されるのが理想なので、アグレッシブにいくならわざと占われやすい行動をして占い師に白を打ってもらう手もあります。

そうれなければ市民として行動して、後半にラストウルフを道連れにするのが一番カッコイイですね。

偽占い師

能力:結果が全て”人狼ではない”と判定される占い師。自身のカードには”占い師”と表記されている。

もはや人狼陣営と言っても良いくらい市民陣営に不利な存在。

自分のことを占い師と思っているので、悪意無く村を混乱に陥れている可能性があります。

重要なのはむしろ真占い師で、真占い師がいかに早く黒出しして、人狼陣営の偽物に黒出しを迫れるかがポイントとなりそうです。

病人

能力:襲撃された翌日の人狼の夜行動を封じる。

劣化版人狼キラー。

基本的には人狼キラーと同じ立ち回りで、カミングアウトすると人狼に襲撃されにくくなるので、処刑されるくらいならカミングアウトを。

人狼陣営

人狼

能力:毎晩1人を襲撃できる。誰が人狼か把握でき、人狼同士でチャットも可能。

生き残ることを優先して動き、占い師に占われるまでもなく白置きされるのが理想。

仲間の人狼が分かるため投票を市民陣営に集めやすい利点があります。しかしあからさまにやってしまうと疑われる理由にも・・・。

役職騙りは人狼が3人の設定なら積極的にやってOK、人狼が2人の設定ならリスキー。

個人的には人狼で騙ることこそ人狼ゲームの醍醐味と思ってます(^ω^)

狂人

能力:市民としてカウント・判定される。勝利条件は「人狼陣営の勝利」。

分かりやすく言うと「人狼のために動く市民」。

場をかき乱すことが重要で、基本的には占い師騙りを行い、人狼に白判定 or 市民陣営に黒判定を出せば仕事を完遂したと言えます。

占い師ローラーで2縄使わせることも大事な仕事ですが、自分から占い師名乗っといて「占い師ローラーしよ!」なんて言うと狂人置きされる可能性もあるのでほどほどに。

狂信者

能力:誰が人狼かが分かっている狂人。

ワンランク上の狂人。

人狼が誰か分かっているため、占い師を騙って人狼への白出しや市民への黒出しが容易に行えます。

できるだけ早いタイミングで人狼に白を打つか市民に黒を打ってあげると、人狼から狂信者が透けるので助かります。

サイコ

能力:夜に関わったプレイヤーを死亡させる。

陣営に関わらず、夜に接触してきたプレイヤーを死亡させます。

自身は人狼陣営なので、人狼に襲撃されず、占い師や狩人のターゲットになれるとGood。

饒舌な人狼

能力:毎日出題される「お題」を発言しないと、その夜に死亡する人狼。

ゲーム中最大のネタ役職。

饒舌な人狼が採用された場合、ほとんど発言しないことが饒舌な人狼でないことの証明となってしまいます。

また、プレイを重ねることでどのようなお題が出題されたかのメタ推理に繋がるため、ゲームを破綻させる恐れもあります。

大狼

能力:占われても”人狼でない”と判定される人狼。

大狼を採用すると占い師が白を打ったプレイヤーも常に疑う必要があるため、大きく人狼有利に働きます。

霊能結果は”人狼”と出るため、占い師・霊能者の真贋パターンが細分化されて頭では処理しきれなくなります。

強すぎるのでレギュレーションに工夫が必要ですね。

狼少年

能力:毎晩1人を選択し、人狼に仕立て上げる。仕立て上げられたプレイヤーは翌晩に占われると”人狼”と判定される。

仕立て上げられたプレイヤーが人狼と判定されるのは翌晩なので、昼の議論でそのプレイヤーを占わせるよう誘導できればベスト。

ただ、存在するだけで占い師の結果を信じきれない効果があるので、占い結果を上手く騙せればラッキーくらいに考えときましょう。

妖術師

能力:人狼陣営に所属する占い師。占い結果は役職まで分かる。

占い師を騙るのは前提として、潜伏している役職(主に狩人?)に黒出しして処刑できれば有能な妖術師と言えるでしょう。

その際、占い理由をいかにも真占い師っぽく言えなければ即座に疑われるので注意。

黒猫

能力:処刑されると人狼以外からランダムで1人道連れにする。

襲撃では効果が発動しないので、処刑されるように動く必要があります。

役職を騙ってローラーされれば確実に能力が発動できますが、自身が黒猫であることもバレるのでレギュレーション次第で。

ささやく狂人

能力:人狼と会話ができる狂信者。

限りなく人狼に近い人間。

人狼と密に連携を取れるので、役職を騙って村を混乱させましょう。

ただし明確なラインを作ってしまうと、繋がりを疑われてしまうのが難しいところ。

強欲な人狼

能力:1度だけ、夜に2人襲撃できる。

真占い師と狂人占い師をどちらも襲撃する、というのは市民のローラーをお手伝いすることになります。

自分が処刑されるリスクを考えると早めに使っといたほうが良さそうで、真確定役職+狩人を狙うのがベターですかね。

賢狼

能力:襲撃したプレイヤーの役職を知ることができる。

様々な役職が採用されている村において力を発揮します。

1人しかいない潜伏役職を襲撃できれば乗っ取りも可能ですが、対抗がいない = 乗っ取りを疑われる危険性も。

乗っ取らないとしても、狩人の生死が分かるのは人狼にとって有難い情報です。

蘇る人狼

能力:1度だけ夜に仮死状態となることができ、翌々日の朝に蘇生する。

仮死状態となった次の朝~昼をスキップして、その次の朝に蘇生となります。

夜に死んでしまう役職を騙る、というようなイメージですね。

時間差で蘇生するのは赤ずきんくらいなので、赤ずきんのいないレギュレーションで能力行使すると復活後に正体がバレます。

能ある人狼

能力:襲撃しない選択を取れる。

人狼なのに襲撃しない、斜め上の選択を取れる役職。

狩人の死亡が分かっている状態で能力を行使して狩人が生きているように見せかけ、狩人COして乗っ取ることができます。

市民はその戦略も推理に組み込んでくるので、本物の狩人らしく振舞えなければ処刑されるリスクを伴います。

第3陣営

妖狐

能力:占われると死亡し、襲撃では死亡しない。決着時に自身が生存していると単独勝利。

決着がついたときに自身が生存していると勝利を奪い取れる単独犯。

味方がおらず自分が最後まで生き残らなければならないので、勝率は低めです。

人狼陣営が役職騙りしている上に妖狐まで騙りだすと全ローラーしている暇がなくなるケースがあるので、占われるリスクを下げる意味でも騙りに出るのはアリ。

恋人

能力:2人1組のペアで、片方が死亡するともう片方も死亡する。決着時に生存していると単独勝利。

恋人は兼任役職であり、市民(恋人)&人狼(恋人)という風に市民と人狼が恋人同士になることもあり得ます。

相方が死んでしまうと自分も死んでしまうので、例え敵陣営だとしても相方を生かす動きを心がけましょう。

「恋人をケアしよう」と言い出した張本人が恋人説、あると思います!

殉教者

能力:決着時に死亡していると追加で勝利。

死んだ瞬間に勝利が確定するイージーな役職。イージーなので単独勝利ではなく本来の勝利陣営 + 自分も勝利となります。

殉教者は市民からも人狼からも積極的に殺すべき存在ではないので、いかに殉教者と悟られずに処刑 or 襲撃されるかが鍵。

人狼は何らかの理由を付けて市民を疑いたがるので、疑う理由を与えてあげることを意識すると良いかもです。(寡黙など)

背徳者

能力:妖狐陣営の狂信者。妖狐が全滅すると死亡する。

妖狐からは背徳者が誰か分からないので、手っ取り早く気づいてもらえるのは占い師を騙って妖狐に白を打つこと。

もちろんこれを読まれて翌日に真占い師が占いを被せてくる恐れもありますが、そもそも勝ちにくい陣営なので積極的に動いてチャンスに賭けるべきです。

てるてる坊主

能力:処刑されると追加で勝利。

処刑されると勝ち、襲撃されると負け。

最も処刑されやすく襲撃されにくいのは霊能者騙りでの対抗でしょうけど、カミングアウトが多いと「こりゃてるてるが騙ってるなw」と看破されます。

基本的には人狼と疑われるよう振舞う方向で、初日に白を打たれたら思い切って霊能COするのも面白いかもしれません。

子狐

能力:妖狐陣営。妖狐が誰か分かる。50%の確率で成功する占いができ、妖狐を占っても呪殺しない。

占われても呪殺されないし、襲撃で殺されるし、妖狐とは全く特性が異なります。

50%をツモれるかどうか、占い先が人狼かどうかで立ち回りが変わってきます。

サンタ

能力:毎晩1人にプレゼントを配ることができ、生存者全員に配り終えると追加で勝利。勝利後は去る。

プレゼントを配るのは生存者だけで構わないので、放っておけば処刑や襲撃の対象となる人に配る必要はありません。

とは言え占いなどの兼ね合いもあるので予測は難しく、日を重ねて人数が減ってきた頃に配り終えるイメージで。全員に配るのは何気に難しいと思います。

ともあれ、自分が生き残るために怪しまれないことが重要。

ぶた男

能力:襲撃されると追加で勝利。

てるてる坊主の襲撃バージョン。

人狼には狩人の護衛が入っているのを覚悟の上で、2日かけて確定真役職を襲撃するといった戦略などもあり、狙って襲撃対象になるのは難しいものです。

処刑されそうになったら狩人COして真狩人を炙り出し、信用を得て真狩人処刑後、自分が襲撃されるのが勝利する術。

信用を得れないと感じたら「私はぶた男だから今日は対抗の狩人を処刑して下さい。人狼は夜に私を襲撃して下さい。」と懇願するのも作戦かと思います。

人狼が自分を襲撃してくれるか分かりませんが、「実は狩人がぶた男騙りしてるんじゃ・・・?」と深読みしてくれれば望みがあります。

コウモリ男

能力:決着時、生き残っていると追加で勝利。

人狼ゲームはどちらかの陣営が一方的に勝利を収めることがよくあります。

どちらが勝っても良いので、役職のどちらかにすり寄るなり徹底的に叩くなどして、真贋を決め打つ流れになれば一方的な展開になりやすいですね。

終盤では票を最後まで持って、勝負を決める一票を投じればカッコ良き。

基本はシンプルなレギュレーションで

最初は立ち回り解説をしようと思いましたが、想定より役職が多い上に能力が難解で、立ち回りを網羅するのは不可能なので断念しました。

様々な役職があるのは悪いことではありませんが、人狼ゲームの前提は全員が役職の能力を把握した上で、バランス良い配役で遊ぶこと。これが崩れると途端に楽しくなくなります。

騙りがあるからこそ推理や説得のし甲斐があって楽しい訳で、難しい役職を入れて騙りのハードルを上げることは個人的におすすめしません。

人狼本来の楽しさを味わうなら「市民・占い師・霊能者・狩人・人狼・狂人」くらいにしておいて、ユニークな役職を入れた時はパーティゲームのような感覚で盛り上がり重視と捉えると良いと思います。

そして何より重要なのが・・・セオリー至上主義でなく多様なプレーを受け入れる寛容なメンタル(^ω^)