どうも、私です。
今回はノートパソコンプレイヤーによるフォートナイトを快適にプレイするための必要スペックとおすすめパソコンをご紹介します。
調べれば色々な情報が出てくるんですけど、実際にノートパソコンでプレイしている人間の意見も参考になるかな~と思いまして。
ではいってみましょー!
目次
フォートナイトの推奨スペックと私のPCスペック
フォートナイトは推奨スペックですら要求が低く設定されています。
最低スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Core i3 2.4GHz | Core i5 2.8GHz |
メモリ | 4GB | 8GB |
グラフィック | Intel HD 4000 | NVIDIA GTX 660 |
重視するところはこれくらい。
リアルタイムでプレイするゲームは最低スペックでなく推奨スペックを満たすのが基本です。じゃないとまともに遊べません。
今の私のPCスペックは、
CPU | Core i7 2.8GHz |
---|---|
メモリ | 16GB |
グラフィック | NVIDIA GTX 950M |
お値段は13万いかないくらい。(2017年当時)
グラフィックチップを犠牲にしてCPUとメモリを積んだような構成で、「そこそこのゲームやったら動くやろw」と軽い気持ちで購入しました。
このノートパソコンでフォートナイトをプレイすると、
高画質設定だと30FPSすら出ません。
設定を下げて60FPS安定する感じ。
GTX950Mは推奨スペックのGTX660より性能が劣るようなので、仕方ないですね。
とは言え有名なプロプレイヤーでもガチガチの高設定でプレイしている人はほとんどおらず、設定を下げている人ばかりなのでその点は問題ありません。
2020年現在、フォートナイトの要求スペックは遥かに高くなっている印象があります。
上記PCスペックでは60FPSが安定しないどころか、もはや60FPS出る状況が珍しいような状態です。
ディスプレイのリフレッシュレートに注意!
ノートパソコンを購入するときに気を付けておきたいのが、ディスプレイのリフレッシュレート。
リフレッシュレートとは、前述のFPSに関係してくる数値で、この数値以上のFPSは出せません。
いわばディスプレイ側の処理能力のようなもので、パソコン本体の性能がいくら高くても、リフレッシュレートが60Hzでは60FPS以上は出せないんです。
視点をブンブン振り回すフォートナイトのようなゲームは、FPSの高い方が有利なのは間違いありません。
PS4のPADプレイヤーがPCに移行するのは、このFPSの向上を求めての場合がほとんどです。(PS4は最大60FPS)
十分なFPSが出る処理能力を有するのはもちろん、ディスプレイのリフレッシュレートも極力120Hz以上のものを選択しましょう。
ノートパソコンは基本的にあとからディスプレイの取り換えができませんので。
マウス&キーボードで戦いたいがためにPCを求めている場合
もしノートパソコン購入の理由が「PS4やスイッチのコントローラーだと上手く操作できる気がしない!だからマウスで戦うためにパソコンの安いヤツを買うんや!」であれば、PS4Proを買っといてマウス&キーボード直刺しの方が安く済みます。
実はPS4にマウスとキーボードを繋げば、60FPSで普通にプレイできるんですよね。
記事執筆時点でPS4Proが4万前後、マウスとキーボードにヘッドセットまで合わせても、こだわらなければ5万で済むでしょう。
5万でノートパソコンを買おうと思うと、最低スペックギリギリで「フォートナイトがどうにか動く」程度のものしか買えません。
それだけPS4はスペックの割に価格が安いので、ゲームばかりする予定であればパソコンでなくPS4で十分です。
(と言っても、このページをご覧の方はPC購入希望の方ばかりでしょうけど。。。)
【10万円以下】安価で十分なスペックのノートパソコン
フォートナイトが快適にプレイできるスペックのパソコンは、安価なものでも10万くらい。
やっすいヤツだとCPUやメモリはクリアできてもグラフィック周りが要件を満たせなくなってしまうので、それなりのグラフィックチップ搭載のものだと10万くらいが最低ラインになります。
HP Pavilion Gaming 15(AMD)スタンダードプラスモデル
リフレッシュレート | 144Hz |
---|---|
CPU | AMD Ryzen™ 5 4600H |
メモリ | 16GB |
グラフィック | NVIDIA® GeForce® GTX 1650 |
ストレージ | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) |
価格 | 87,000円(税抜)(記事執筆時点) |
参考動画
ほぼ同じ構成でフォートナイトのFPS測定をした動画。(動画はメモリが8GB)
『LOW設定 + 描画距離最大』で120FPS前後をキープできており、EPICで60FPS前後。
終盤は重くなるためもう少しFPSが落ちることが考えられるので、EPICでは難しいかもしれません。
フォートナイトはLOW設定でのプレイが前提のゲームですので、この点は問題ないでしょう。
HP Pavilion Gaming 15(AMD)スタンダードプラスモデルのオススメポイント
PC性能はエントリークラスとして非常に優秀で、とくにCPU・メモリ・ストレージが優れています。
【CPU】は「高コスパ」でお馴染みAMD Ryzenシリーズの第三世代、『AMD Ryzen™ 5 4600H』。
引用:PC自由帳
ベンチマークスコアは15,000を超えており、「安価な割には」という枕詞を付け加えなくても上位の性能となっています。
【メモリ】は8GB・16GBの二択なのですが、『16GB』のほうが良いのは言うまでもありません。この価格帯で16GBを搭載しているのはかなり珍しいです。
【ストレージ】は『SSD256GB・HDD1TB』で十分な構成。個人的にこれより少ない容量だと追加したくなってしまい、他のモデルだとその分割高になってしまいます。
これで税込10万を切ってくるのは正直ぶっ壊れ価格設定で、他のノートパソコンでは太刀打ちできないほどのコストパフォーマンスを誇ります。
基本の構成から何もカスタマイズしなくても十分な性能なので、パソコンをはじめて購入する方にもオススメです。
Pavilion Gamingシリーズ【15万円以下】バランス良くコスパに優れるノートパソコン
予算を15万前後まで拡大すれば選択肢がグッと広がり、ワンランク上のノートパソコンを購入することができます。
「パソコンでフォートナイトやりたいんだけど!」という方に私がオススメするなら、この価格帯のパソコン。
HP OMEN 15 スタンダードモデル
リフレッシュレート | 300Hz |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i5-10300H プロセッサー |
メモリ | 16GB |
グラフィック | NVIDIA® GeForce RTX™ 2060 |
ストレージ | 512GB SSD+1TB HDD |
価格 | 138,000円(税抜)(記事執筆時点) |
参考動画
ちょうど同じ構成の動画がありませんでしたので、近いものを2つご紹介します。
こちらはCPUが『Core i5 9300』で、少し劣る構成の動画。
Competitive settingsが『LOW設定 + 描画距離最大』だと思われます。
FPS150~200程度ですね。
こちらはCPUが『Core i5 10400H』で、少し高性能な構成の動画。
Competitive Settingsでのみ撮影されています。
FPS200~300程度ですね。
単純計算ですが、FPS200前後は期待できると考えられます。
HP OMEN 15 スタンダードモデルのオススメポイント
HP OMEN 15は価格帯の中で、リフレッシュレート・グラフィックが優れています。
【リフレッシュレート】が『300Hz』というのは、最初に見た時「は?」と思いました。
こんな数字見たことありませんでしたから。
これまでのノートパソコンのリフレッシュレートは60Hzがザラ、良くて144Hzというのが常識でした。
それを華麗に打ち破る300Hzのリフレッシュレートは相当エグいです。他にあったら教えて欲しいくらい。
実際、OMEN 15シリーズの前モデルはリフレッシュレート144Hzでしたし、今回のモデルで相当進化したな、と思う部分です。
【グラフィック】の『NVIDIA® GeForce RTX™ 2060』は、この価格帯でベストな選択と言えます。
引用:PC自由帳
対抗馬として挙げられるのがGeForce GTX 1660 Tiで、性能的にはどちらも似たり寄ったりです。
ただ、NVIDIA® GeForce RTX™ 2060には「レイトレーシング」と「DLSS」が搭載されています。
レイトレーシングとは、簡単に言うとゲームをリアルに表現する機能。
マイクラがまるでMODを搭載したかのようにリアルな描写になることで衝撃を与えました。
DLSSはゲームのパフォーマンスを向上させる機能。
AIに学習させることで、粗いゲーム画面も美麗グラフィックで表現させることができ、FPSの向上に貢献してくれます。
レイトレーシングもDLSSもゲーム側が対応していなければ意味がありませんしフォートナイトには関係ない要素ですが、将来的に他のゲームもプレイする可能性を考慮すると、あって損はないものです。
NVIDIA® GeForce RTX™ 2060の価格が落ちてきたことで、この価格帯のパソコンにも搭載機種が出てきました。
【リフレッシュレート】【グラフィック】は、どちらもシューティングゲームをする上で最重要視するべき項目です。
そこに大きなウェイトを置いているHP OMEN 15をイチオシとしてピックアップさせていただきました。
OMEN by HP 15-dh1001TX スタンダードモデルまとめ
今回ご紹介したのは「10万円以下」「15万円以下」でそれぞれ1台ずつ、しかもどちらもHP社製のものです。
これは別に私がHPの回し者というわけではなく、シンプルにHP社製のパソコンが優れているんです。
もともと「あまり多くのパソコンを紹介しても迷うだけだから厳選しよう」と考えていましたが、比較すればするほどHP社製パソコンのコスパの良さが目立つばかりで、むしろ一択で良い、と考えるようになりました。
そもそも私がパソコンを買い替える目的で調べていたので、それはそれは多くのパソコンをチェックしましたし、逆に私の予算範囲外である「20万円以下」のパソコンはチェックしておらず、今回の対象にいれていません。
とくにカスタマイズしていないベースの性能で優れているのは、パソコン初心者の方には嬉しいポイントだと思います。
どちらもフォートナイトを快適にプレイできるでしょうけど、せっかくなら他のゲームをプレイすることも考えて「OMEN 15」がオススメです。
以上、フォートナイトにオススメのノートパソコンのご紹介でした。参考になりましたら幸いです。
【10万円以下】Pavilion Gamingシリーズ
【15万円以下】OMEN by HP 15-dh1001TX スタンダードモデル