Windows10におけるスタンバイとスリープの違いとは?

先日、Windows10搭載のノートPCにて、めったにすることのない動画のエンコードをしていた時のお話。

こんなん出てきました。

「完了時の動作」なのでエンコードが終了した場合にどのような動作をしますか?という選択肢で、何もしない・再起動・シャットダウン・プログラム終了はまあ良いとしましょう。

しかしログオフとスタンバイは・・・イマイチしっくりきません。

というのも、私は”スリープ”を望んでいたんですが選択肢が無いんですよね。

スリープはWindows準拠の表現ですから選択肢が存在しても良いはず。そしてWindows10の電源メニューにスタンバイは存在しません。

それが無いということは・・・「スタンバイがスリープに相当する動作なのか?いやいや、以前のOSでスリープとは別に”休止状態”があったからそれがスタンバイのことなんじゃない??アレ?ログオフってどんな動作だっけ???」と最終的に全然関係ない疑問にまで波及してしまい、結局この時は”シャットダウン”を選択して分からずじまい。

いっそログオフで代用できないかな?と考えて、ログオフはソフトウェア上の動きであってディスプレイを落としたりしないから全然スリープ的な動きはでないかな~などと悩みモヤモヤが解決しなかったので、スリープ・スタンバイの違いを調べてみました。

結論:恐らくスリープとはスタンバイのことである

結論として、恐らくスリープ = スタンバイなんだろうと納得しました。

何故こんなフワッとした言い方なのかというと、調べてヒットするページに片っ端から”スリープ(スタンバイ)”と表現されていることから、もはやWindows10におけるスリープ = スタンバイなのは周知の事実なのだと察して恥ずかしくなり調べるのを辞めたため。

一応OSによってスリープとスタンバイの動作が異なる場合もあるようですが、Windows10に関してはスリープ = スタンバイという認識で良さげです。

ちなみにスリープとは情報をメモリに退避してディスプレイ等の電源を落とし消費電力を下げた状態だそうで、復帰が早い反面、メモリに電力供給が必要なことから待機電力が少し発生するのがデメリット。

Windows10でも休止状態が使える!

そして私がスタンバイと同義であると勘違いしていた休止状態ですが、こちらは情報を電力供給が不要なハードディスクに保存するためスリープより消費電力が下がる反面、復帰はやや遅いとのこと。

Windows10では電源メニューに”休止状態”が表示されませんが、設定をいじれば使えるようです。

コントロールパネル⇒電源オプション⇒電源ボタンの動作を選択する⇒現在利用可能ではない設定を変更します

と選択し、シャットダウン設定欄に登場した”休止状態”をチェックしましょう。

画像はチェックしてないですが、、、チェックして”変更の保存”をすると、

無事”休止状態”が登場しました。

個人的にスリープより休止状態の方が電力食いそうなイメージがありましたが、逆だったことに気付けて良かった良かった。今後は休止状態を活用しよう!

でもここに休止状態の選択肢は無いのね(^ω^;)